サービス介助士って?
2021.07.30
こんにちは。送迎ドライバーの望月です。
先日、送迎ドライバーが「サービス介助士」の資格がとれました!と、ブログに書きましたが、今日はサービス介助士について少し説明させてください。
サービス介助士とは、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する民間の資格です。
「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を学び、お手伝いを必要とする相手に不安を感じさせることなく介助できる心構えと方法を学びました。
具体的にいうと、車いすの押し方や運び方、視覚障害の方の誘導の仕方、聴覚障害の方とのコミュニケーションの取り方等です。
介護の職員の方やヘルパーさんと違う所は
『直接相手に触れて介護を行うことはできない』という点です。
車の乗り降りの時のドアの開閉、踏み台の出し入れ、車いすやシルバーカーの持ち運びなどのお手伝いはできますが、歩くために手を引いたり、立ち上がる時に後ろから腰を支える、車いすに移乗させるなどの行為は、直接体に触れないとできないことなので、私たちサービス介助士ではできません。
普段、送迎を利用してくださっている患者さまの中には車いすをご利用の方もいらっしゃいます。
ご家族の同伴があるので、車から乗り降りの際に身体の介助はご家族、車いすの持ち運びを私たちドライバーが行っています。また、視覚障害の方の手引き者となり、車から院内までのご案内も行っています。その時に、どのようにお声掛けをすればいいのか、や、具体的な手引きの方法などを学んできたのがサービス介助士です。
安全な介助技術を知っている人がいる、ということで少しでも患者様の不安が取り除けたらと思います。