体に優しいチタンの被せ物が保険適用になりました!
2021.02.03
みなさんこんにちは
今まで奥歯で使われていた銀歯の材料に「チタン」が加わりました。
チタンって何?と思われる方もいらっしゃるかと思いませんが、
一般的には、体の中の、人工の関節に使われたり、
歯科ではインプラント(人工歯根)にも使われています。
とても体に優しい(生体親和性が高い)金属なんですよ!
しかも、汚れ(プラーク、歯垢)がつきにくい性質もあります!
現在、金属アレルギーの方以外は、
一番奥歯の被せ物は「金銀パラジウム合金」という金属が使われます。
「金銀パラジウム合金」には、
「銅」「亜鉛」「錫」「インジウム」なども含まれております。
近年、この合金に対して「金属アレルギー」のリスクが高まることが問題視されており、
欧米の一部では使用が禁止されています。
日本の保険診療では、
前から6番目の歯までは基本「キャドカム冠(CAD/CAM冠)が適応になっておりますが、
7番目の歯は「金属アレルギー」が認められた方以外は
「金銀パラジウム」の被せ物しか適応になりません。
今はまだ作成できる歯科技工所が少ないので
取り扱える歯科医院が限られます。
ラビット歯科では、
頼れる技工所「成田デンタル」と院内技工士さんのおかげで対応が可能となっておりますので、
御来院の上お気軽にお問い合わせください。