名古屋出張:院内感染対策強化セミナー
皆さんこんにちは。
ラビット歯科院長の吉田です。
大きな台風21号が来ています。
このままの勢力で上陸すれば、25年ぶりの「非常に強い」台風となるようです。
台風21号は4日火曜日から本州上陸の予想とのこと。
猛暑といい台風といい、今年の夏は厳しいですね。
名古屋では40度を記録したそうですが、
そんな中、私は今名古屋に勉強会に行ってまいりました。
目的は、院内の緊急対応や感染予防対策の知識更新です。
ラビット歯科では以前より
院内循環水の改善や、医療機器の高度滅菌に取り組んでおり、
患者さんに安全安心な治療の提供しております。
ラビット歯科における感染対策は、
「感染症の有無にかかわらず行うべき予防対応基準」=「スタンダードプリコーション」
が基本です。
患者さん本人が自覚していない感染症があっても、
スタンダードプリコーションを遵守していれば安心です。
最近では新聞やテレビなどでも、
循環水や医療機器の不完全な感染対策が挙げられていましたが、
それらはすべて基本的な感染防御対策意識の低下にあります。
セミナーの中で厚生労働省の調査結果がありました。
未だに約50%の歯科医院がスタンダードプレコーションを遵守しておらず、
対策に不十分な状態にある事を知り、衝撃を受けました。
同様に、約50%の歯科医院が未だに未処理で機器の使い回しを行なっているとの事で、
日本の歯科医療における感染対策の意識の低さに、国は警鐘を鳴らしています。
未だに一度もこの様な感染予防対策のセミナーに参加していない歯科医院は
約25%!
しかし、その後にセミナーに参加する事で
感染予防対策の効果は約2.5倍になるという研究もあるそうです。
今回参加したセミナー内から、
新たな感染予防対策の知識や考え方が多く得る事が出来ました。
ラビット歯科も更に感染防御対策を強められそうです。
今後もこうした知識の更新を怠らず、
安心安全な歯科治療で地域社会に貢献できる様努力して参ります。
しかし暑かった!
高層ビルが建ち並ぶ名古屋市内は異常ですね!
逆に建物の中はクーラーガンガン。
体調崩しそうでしたが、
たまたまやっていた臨時水族館?は心から涼しくなれました。