動画アーカイブ

HOME > 動画アーカイブ >   入れ歯への想い(吉田院長・鈴木技工士)

入れ歯への想い(吉田院長・鈴木技工士)

入れ歯への想い(吉田院長・鈴木技工士)

春日部ラビット歯科です♪
今回は吉田院長と鈴木技工士に二人の入れ歯への想いについて話してもらいました。
入れ歯は患者さんによって様々な悩みがあります。
嚙み合わせ、痛み、食べやすさ、費用など疑問に思ってもなかなか聞けないことがあると思います。
入れ歯に向き合ってきた二人だからこそ話せる想いがたくさん詰まっているので、ぜひ動画をご覧ください♪
もちろん医院にお問い合わせ、ご来院いただいてご相談も可能です!
インタビューの内容は下記からも読めますのでご覧ください♪

春日部ラビット歯科
https://kasukabe-rabbit-haisha.com/
埼玉県春日部市中央1-53-1
東武スカイツリーライン・野田線『春日部駅』西口から徒歩4分

(インタビュー字幕)

吉田院長:
春日部ラビット歯科院長の吉田覚です。よろしくお願いします。

鈴木さん(歯科技工士)
同じく春日部ラビット歯科技工士鈴木敏夫です。よろしくお願いします。

インタビュアー:
よろしくお願いします。
春日部ラビット歯科の紹介をお願いします。

吉田院長:
ラビット歯科の特徴としては、院内技工所があるというところが大きいと思いますね。
一般の歯医者さんっていうのは、入れ歯とかを外注して特に顔を合わせたりだとか
そういうこともなく手紙のやり取りみたいな形で、入れ歯とか被せ物とかを頼むんです。
ラビット歯科の場合は、医院に技工士さんがいるからコミュニケーションが取りやすくて、
より細かな指示だとか患者さんに合わせることが出来る環境になっています。
場合によっては技工士さん自身が患者さんと接することで、患者さんの要望をより
直接作り手である技工士さんに伝えることができるので、そういった意味では
外注で頼むよりも、オーダーメイドな入れ歯や被せ物ができる、その辺が強みだと思います。

インタビュアー:
ありがとうございます。
院内技工所が珍しいということなのですが、院内技工所はどういう経緯で作られたんですか?

吉田院長:
外で頼んでいても良いものが出来たり、素敵な技工士さんはいっぱいいるんです。
でもやっているうちに、どうしても技工士さん自身に見てもらいたいと思うことが結構あるんですよ。
歯の色の伝え方も写真で撮ったり色々あるんですけど、実際に作り手である技工士さんが見るのと
写真とかで送るのとでは結構違うんですよね。
歯の色って白一色かと思うと全然違って、実際二十何種類ぐらいあるんです。
そういった細かいところを伝えやすく、より患者さんの要望に応えられるようにするには
どうしたらいいかなって考えた時に、院内技工所を作ろうと思いました。

インタビュアー:
技工士の鈴木さんにとっても院内の技工所は珍しいですか?

鈴木さん(歯科技工士)
そうですね。技工士の就業場所としては工場に勤める場合と、
私のようにクリニックの中に技工室っていうのがあって、働くパターンと2つあるんですけど、
圧倒的に工場に勤める技工士の方が多いと思います。

インタビュアー:
入れ歯にはどのような種類があるのか、簡単にご説明いただけますか?

吉田院長:
部分入れ歯と総入れ歯で、まず大きく分かれますね。
部分入れ歯というのは、まだ歯が少し残っていて、その歯に対して入れ歯をひっかける
タイプのものが、一般的に部分入れ歯っていう風に言われています。
それと別にもう歯が全くない状態で、上顎とか下顎とかにくっつけて吸着させるための
入れ歯を総入れ歯って言います。保険で療法とも作れます。
一般的な入れ歯っていうのは、オールプラスチック製で国に決められている材料と材質、
あと作り方とかが決められているもの、それがベーシックな保険の入れ歯になっています。
それとは別に保険外ですが、金属製の入れ歯っていうのが一般的な入れ歯です。
金属を使うことで入れ歯自体をものすごく薄くすることができる。
あとは金属というのはそもそも薄くしてもすごく硬いので、入れ歯がたわんだりだとか
することも少ないし、温度も通してくれるので味を感じやすくしてくれるっていう良い特徴もあります。
やっぱり入れ歯も口の中にプラスチックの塊をガッと入れていくので違和感がすごく強いから、
やっぱり違和感を気にされている方とかには金属製に入れ歯をオススメしています。
あと総入れ歯の場合だと入れ歯の内側のところに柔らかいシリコン材を使うことによって吸着をよくする。
そういう入れ歯も今はあります。
どうしても口の中の粘膜が薄くて、痛みを感じやすい人もいっぱいいるんですよね。
そういう方にはそういったシリコン製の素材を使って吸着を良くして、
噛んでも柔らかいからたわんでくれるので噛みやすい。そういった特徴があります。
人によって大体その3つに別れることが多いです。

インタビュアー:
割合的にはプラスチック・金属・シリコン、どんな感じで選ばれていますか?

吉田院長:
シリコンを使う場合は本当に吸着が難しい場合。
上顎の形態とか歯がなくなった部分の形態とかにもよって、すごく痛みが出やすい。
それぞれ同じ顎の形している訳じゃないから、どうしても痛みが出やすい顎の形の
人とかにはシリコンを使ったりはしますけど、それ以外であれば基本的には金属製の
入れ歯っていうのは凄くオススメはしています。

インタビュアー:
わかりました。
他の歯医者さんで作った入れ歯でも、相談することは可能でしょうか?

吉田院長:
もちろんできます。

インタビュアー:
他の歯医者さんで作った入れ歯の相談をされる方って、多いですか?

吉田院長:
はい。大体の新患さんは他の歯医者さんで作った入れ歯を持って、
やっぱり入れ歯が痛いなとか外れるとかで来院される方が多いです。
既に症状が出ているようだったら、やっぱり治せるところはもちろん治しますし、
応急処置もできるようにします。

インタビュアー:
入れ歯に対してのやりがいや、大切にしている思いを教えてください。

吉田院長:
私は入れ歯が好きだからこそ、やっぱりやりがいは常に感じています。
どうしても保険の入れ歯っていうのはさっきもお話ししたけど、既製品になってしまう。
作り方も結構限られてしまっているから、なかなかその幅が利かない。
そこにはもどかしい気持ちがあるんですけど、金属製の入れ歯とかシリコンの入れ歯だと自由が利くので、
今まで学んだことや新しい材料を使って、より良い治療が出来ると思うとすごく楽しいです。敏夫さんはどうですか?

鈴木さん(歯科技工士)
ラビット歯科だと、入れ歯を1個作るのに
患者さんのお口に合わせた型を精密に測ったり
時間を掛けて作ることが出来ることにやりがいを感じています。
なかなか初めて入れ歯を作る患者さんには分からないと思うんですけど、
そういうところでその差が出てくるんですよね。
本当に先生も丁寧ですし、技工士としてもより良い入れ歯を作ろうと思えるんです。

インタビュアー:
続けて鈴木さんに質問したいのですが、ラビット歯科で働いていて良いところってどんなところですか?

鈴木さん(歯科技工士)
スタッフの連携ですね。私はクリニックで務めるのは初めての経験だったので、
クリニックでどういう動きをすればいいのかなって言うのがわからなかった状況でラビット歯科に来たんです。
そこで助けてくれた歯科助手さんとか歯科衛生士さんに動き方を色々教えてくれたんです。
それに院長が寛容なので、スタッフの良いところを生かせるようにをモットーとして
やっているで、その中で本当に自分の居場所を作らせてもらったなって思っています。

インタビュアー:
普段は技工室で作業されることが多いんですか?

鈴木さん(歯科技工士)
はい。
たまに「ちょっと来てくれない?ちょっと色々とこう考えているんだけど、どうかな?」っていう風に聞いてくれるので、
そこで意見の交換をしながら患者さんの状況を見させてもらうことで患者さんの状態を知ることができます。

インタビュアー:
それは、院内技工所のすごい良いところですね。院長が呼びたいときに、すぐ来てもらえる?

鈴木さん(歯科技工士)
そうですね。

インタビュアー:
院内技工士さんは実際どんな仕事をしていますか?

鈴木さん(歯科技工士)
診療台で型を取って、その型に石膏を流して模型を作成したり
駆け込みで「入れ歯が壊れちゃったんだけどどうにかならないかな?」って
患者様がいらっしゃった時にお預かりして、その場で噛めるようにすることもあります。

インタビュアー:
院内技工所と外注の技工所では期間でも違いが出ますか?

鈴木さん(歯科技工士)
技工物、型や模型とかの移動だけでも1日ずつはかかってしまうので、
院内の方が日数は短いですね。

インタビュアー:
それが院内技工所だと一日で出来るときも?

鈴木さん(歯科技工士)
そういった場合もあります。

吉田院長:
緊急で入ってきた患者さんは、ドクターはもちろん治療中で手が空かない。
技工士さんがいると、入れ歯とか被せ物のとかの処理をやってくれるので非常に助かります。

インタビュアー:
連携がスムーズですね。
ちょっと重複してしまうんですが、院内技工所で入れ歯を作成するメリットって他に何かありますか?

鈴木さん(歯科技工士)
もし私からお話しできるとしたら、入れ歯を作るのには模型が必要なんですけど、
技工士は模型を見てどういう歯並びかなっていうのを診断していくんです。
でも、実際患者さんを目の当たりにすると、模型で表現されている顎がどういう形で
噛んでいるのかを知ることができます。
実は下の歯が前に来るような噛み方の患者さんだったり、実はちょっと右に偏って
噛んでいる患者さんだったり、そういう顎の動かし方っていうのはなかなか模型だけではわからないんです。

吉田院長:
そうだね、動きは伝えられないよね。

インタビュアー:
そういう面で、技工士さんとしてもメリットがあるんですね。

鈴木さん(歯科技工士)
患者さんの情報が多く入るところはメリットですね。

インタビュアー:
患者さんとしても、自分の言葉では伝えきれないところがありますよね。

吉田院長:
自分の体だからね。
噛み方も人それぞれ違うし、舌の動かし方や飲み込みの仕方とかが
みんな違うからこそ、それに合わせたオリジナルな入れ歯を作っていくときに
敏夫さんがいれくれると、どうやって作ったらいいかなっていうのもすごく聞けるから
それがチームで出来て楽しいです。

インタビュアー:
わかりました。続いてお二人に質問です。
保険がきかない入れ歯の長所と短所を教えてください。

吉田院長:
総入れ歯っていうのは吸着をさせないといけないから、上顎を全部覆っている。
保険の入れ歯はこういうところがプラスチックで出来ています。
プラスチックは基本的に柔らかいから、私がググッと握ればバッと割れるものなので、
やっぱり強度を保つためにやっぱり厚みが必要になってくるんです。
それに対して金属はプラスチックと全く厚みが違うんですよ。
上顎のところを金属にすることで、その厚みの問題と温度を感じやすくなるから、
お茶とか飲み物とか、そういったものをすごくおいしく感じるなという風に患者さんから聞きますよね。

インタビュアー:
上顎の温度の伝わり具合で味が変わるんですね

吉田院長:
変わると言われているんだよね。
プラスチックは厚みがあって、全く温度が伝わってこないんですよね。
なので食べている感じがしないと言う人もいます。
食べる時は外しちゃう方も結構いらっしゃいますね。

インタビュアー:
入れ歯未経験の私としては、見た目的には金属よりプラスチックの方が良いのかなと思っていたのですが逆なんですね。

吉田院長:
金属で作るのは非常に大変だから、私より技工士さんが分かっていると思うんですけど、
作業の工程が何段階も増えちゃう分だけ金額は上がってしまうけど、
やっぱりオススメ金属になってしまいますね。

インタビュアー:
金属の入れ歯ってどんな風に作られているんですか?

鈴木さん(歯科技工士)
鋳物って言って、希望する形の型を作るんです。
そこに溶けた金属を流し込んで、研磨して形にしていきます。

インタビュアー:
それはこの院内で出来るんですか?

鈴木さん(歯科技工士)
鋳造は院内では出来ないので、工場に勤務している方にお願いしています。
院長の希望を私からその方に伝えて、患者さんの希望に添えるものを作っています。

インタビュアー:
金属とプラスチックの入れ歯は製作期間も変わりますか?

鈴木さん(歯科技工士)
入れ歯を作るには何工程かあるんです。型を取ったりとか、高さを見たりとか。
一番スムーズだと(プラスチック製の場合)3週間後ぐらいで完成します。
金属にした時のちゃんとフィットするかを確認したり、あとは自由診療になるので、
歯と歯の選び方とかも関わってくるので、歯の形が合っているかも確認させていただく
タイミングも設けさせていただく場合があります。

インタビュアー:
一つずつ確認しながら進めていくわけですね。

鈴木さん(歯科技工士)
そうですね。時間をいただくっていうのはそういうところかもしれないです。

インタビュアー:
入れ歯を新しく作った場合、寿命ってどのくらいになりますか?

吉田院長:
入れ歯の寿命は患者さんによって使い方、食べてるもの、扱いによって変わります。
管理を全くしてなかったりすると半年も経ったら変色してきたり臭いがつきます。
すごくしっかりよく噛む人とかだとプラスチック製の入れ歯だと
つるつるに削れてきちゃうこともあります。
自分の歯よりもやっぱり圧倒的に軟らかいし削れやすいから、
よく噛んでる人とかだと数カ月後ぐらいで削れてしまう。
高さも変わってしまうから、その辺が寿命になってきます。

鈴木さん(歯科技工士)
長期的な話になりますが、使っているうちにだんだん顎の形が変わってくるので、
その都度調整も必要になってきます。

吉田院長:
期間が経つと使い方も変わってきたりします。
初めて入れ歯を使う人っていうのは、入れ歯の使い方がわからず、
噛み方とかもぎこちないんですよ。
それが慣れてくると、どんどん使えるようになってパワーもついてくる。
パワーが変わってくるので当然ながら入れ歯の粘膜にあたる。
当たり方も変わってくるから、微調整していかないと、
いつの間にか歯茎を下がってしまったりだとか、気づかぬ間にもうガタガタ偏って、
入れ歯自体が偏ってしまうこともあります。
そういうのがあるので、調整はやはり必要なんです。

インタビュアー:
では入れ歯を始めたら、こまめに診てもらうののが大事になりますか?

鈴木さん(歯科技工士)
ちゃんと洗えているかなとかも見させてもらいたいですね。

インタビュアー:
そのあたりを相談するためにも定期的に通うのが良いですね。
では最後にこれをご覧の方に向けてメッセージをお願いします。

吉田院長:
入れ歯で困っている方は是非ラビット歯科に来院していただいて、ご相談ください。
こういう風に作ったらきっと良くなるだろうな、このやり方でやってもらえると、
噛めるようなってくると私はほとんどの患者さんに言います。
噛むことを諦めている人って結構多いんですよね。
どうせやってもあんまり変わらないだろうなって思っている方がすごく多いんです。
もちろんリハビリは頑張ってもらわないといけないところはありますけど、
そこを一緒に付き合っていってもらえれば、私も頑張って作った入れ歯が活躍できているのは
すごく嬉しいことなので、希望を捨てずに相談に来てもらえれば、何でも提案をします。
敏夫さんも入れ歯物凄く上手な方なので、そこは安心していただければいいかなと思います。

インタビュアー:
希望を捨てないでと言うのは患者様にとってすごい心強いですね。

鈴木さん(歯科技工士)
結構年齢がもう年齢だからもう諦めてると言う方もいらっしゃるんですけど、
本当に決してそんなことはなくて、患者さんに合わせて提案しています。
色々な作り方があるので、それぞれに合った作り方の提供できるように心がけているので
ご相談しに来ていただければと思います。

鈴木さん(歯科技工士)
そうですね入れ歯で分からないことがあったら来てくださいっていう感じですかね。
何か分からないことあったら、その分からない部分は教えることはできるかなと思うんで、
それで自分の入れ歯ってどういうのがいいのかなとか自分の口に興味を持っていただければ嬉しいと思います。

インタビュアー:
ありがとうございました。

外来・送迎

0120-789-247

訪問

0120-648-004

ネット予約 初診 ネット予約 再診