歯科医師 西田光里 インタビュー

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歯科医師 西田光里

―先生、歯並びがキレイですね!

ありがとうございます!実は私は出っ歯だったんです・・・特に上の2本が出て口が閉じられないくらいで、一刻も早く矯正したかったんです。

―いつ頃矯正したのですか?

中学3年です。乳歯が抜けるのがすごく遅くて、全ての乳歯が抜けたのが中3でそこから始めました。 上下ともワイヤーで矯正しました。歯並びはガタガタではなかったのですが、歯が入る隙間が足りなかったので歯を抜いて矯正しました。

―とても歯が白くてきれいなのですが、ホワイトニングはしていますか?

最近していないですが、歯磨きは職業柄意識していると思います。 フロスも毎日しますし、夜は歯磨き粉もフッ素が入っているものを使って、昼は研磨剤が入っているのは使って、と使い分けています。

―歯磨き粉の使い分け、すごいですね。素人の素朴な疑問なのですが、研磨剤が入っている歯磨き粉はどうなのでしょうか?

使いすぎちゃダメなので昼だけにする、且つマイルドな研磨剤(ルシェロホワイト)の歯磨き粉を1日1回に使っています。 使わないと黄色くなってきますね。

―先生の歯を見れば、論より証拠ですね!!ラビット歯科春日部ではどんなことに気を付けて診療されていますか?

「歯医者さんは怖い」というイメージを持ってくる方が多いので、徐々に慣れてもらい、しっかり通い続けてもらえるような場所にしたいです。 優しくしたいです。それと、1度治した歯の再治療は嫌だと思うので、なるべく「やり替え」(再治療)が少ない方法をお話ししています。

―歯医者が怖い人は、徐々に慣れればいいのですね。

「歯医者が怖い」と思っている方は、トラウマになっている方もいらっしゃいます。 そのような方は、はじめは歯のお掃除からはじめて、少し慣れたら小さい虫歯から治療、その後に全体の治療と段階を踏んで進めます。

―歯医者が怖くてたまらない人は、まず掃除からはじめてでいい・・・いきなり治療じゃなくていいのですね。知らなかったです。

お話を大事にしているので、今後どんな形でやっていくのかという流れをしっかり説明して、納得していただいてから治療を始めるようにしています。そこは安心してもらえるポイントの一つかなと思います。

―納得してから治療スタートと聞きホッとしました。先生が気になる患者さんの層は?

お子さんと自分の親世代は、気になりますね。それと、若いママさんは結構虫歯がある方が多いのも気になります。ママさんも小さいお子さん一緒の乗れる無料送迎車など「親子で歯医者に通いやすい仕組み」があるので、是非お子さんと一緒に来てほしいと思います。

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―将来なりたい歯科医師像はありますか?

東京歯科大卒業後、ここで働いて丸2年ですが「無理なく自然に治療を進めていきたい」と思います。 その人のペースがあると思うのです・・・どんどんやりたい人はスピーディーに、じっくりという方はゆっくり、という感じです。 自分が病院に行ったとき、いろいろ勧められすぎると嫌だと思うじゃないですか。 それと一緒で、まずはよく話を聞いて治療したいところから治療をして、「きれいになったな」「よく治ってきたな」と思って、もう1回行こうという気持ちにつなげたいです。

―確かに提案が多いとアタフタしますよね。(汗)

押されっぱなしで「イヤだな」と思って通わなくなるよりは、その人のしたいことをしている中で「でもやっぱりいいものはいい」と気付いてもらえた方が、続けて来てもらえることにつながるのかなと。

―なるほど。春日部の人ってどんな感じですか?(インタビュアーは春日部出身)

温かい人が多いと思います。ちなみに私は浦和出身です、浦和はちょっとせかせかしているかな。(笑)

―春日部の人の「歯」はどうですか?

しっかりメンテナンスできる人もいれば、若い方でも虫歯が多い方もいます。最初はお子さんの治療からスタートして、そのうちにお母さんも慣れてきて、親子で治療やメンテナンスする方もいます。

―ラビット歯科の雰囲気は?

私と同世代も多いので、話しやすいし明るいと思います。院長先生からお願いされたことを、皆が自主的に決めて進めています。

―働きやすいですか?

働きやすいです。(即答)変なストレスは一切ないので、続けて働こうと思っています。

―ラビット歯科が所属しているのは「立靖会」という大きな医療法人ですが、その良さはありますか?

先日ボトックス(噛みしめを緩和する注射)の講習があったのですが、そのときに同じ医療法人内の他医院の話が聞け、視野が狭くならないところがいいなと思いました。

―院長はどんな人ですか?

元気で、おじいちゃんおばあちゃんの入れ歯を作る時が一番生き生きしています。 「楽しんでやっている」のがよく分かります。 院長といえば入れ歯ですね。 「調整を面倒くさがらずにやってくれる」と患者さんが仰ってました。 調整が多くなると嫌がる医院もありますが、うちはむしろ「来てね」と言っています。 私も入れ歯治療はしますが、歯がなくて食べられなかった方が「よく食べられるようになったよ」と仰っていただけると「あ、良かったな」と思います。 お顔つきまで変わってきます。

―院長、相撲大好きですよね。

それを通して、おじいちゃんおばあちゃんと仲良くなっていますね。 私が分からないことを聞いたら指導してくれるし、怖い院長先生というイメージとは違いますね。 「質問しづらい」ということもなく、良い院長先生に出会えてよかったなと思っています。

―歯科医師を志した理由は?

父が歯科開業医で、気づいたら歯科医師になっていました。(笑) 父とは仕事の話もしますし、父も優しい感じでやっているのでスタッフとも仲がいいです。 自分の歯の掃除をしてもらっていたので、「あ、こういう風にやるんだな」と影響も受けて、真似しているのかもしれませんね。

―ちなみに歯の矯正は、お父様にやってもらったのですか?

父は一般歯科なので、父の友達の矯正歯科医にやってもらいました。 ワイヤー矯正だったので、実際のところもお伝え出来るので何でも聞いてください。 マウスピース矯正もいいと思います。 どちらがいいか、どういう風にしたいか、ざっくばらんにお話しください。

―お休みの日は何をしていますか?

休みは、ゴルフに行ったり、キャンプに行ったりします。テント張って、夜ご飯作って、お酒飲んで、星空見てボケーっとして。(笑)薪の火が切れるまで見ています。

―最後に、患者さんに一言!

しっかりやってくれる方もいます。一方、メンテナンスの期間が3か月以上開いちゃう方、ずっと仮歯のままの方など中途半端になってしまう方もいます。 先ほどお話ししたように、再治療になってはもったいない。歯をよくするための治療やメンテナンスなので、来るのが難しいようだったらやれるようになったら来てね、とお話しするとその後続けてきてくださったりします。(笑)

―先生、優しいだけじゃなくてビシッと言いますね。(笑)

やれる気持ちになったら来てほしいです。まずお話が大事と思っているので、気軽に質問してほしいです。

インタビュー:2024/3

インタビュー後記

歯科について知っていると、予防歯科や自費治療に関してどうしても「あれもいいですよ、これもいいですよ」と言わずにはいられなくなります。 でもそのペースは大変、と思う方もいることを先生はちゃんと理解されていました。 「自分が無理のないペースで歯医者さんと付き合っていいんだ」ということを教えてくれた優しい先生です。 こんなことを聞いたら失礼かしら?と思わなくてすむ、相談しやすい先生だと感じました。

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