偉人と虫歯
2022.06.22
初めまして。
訪問コーディネーターの加藤です。
趣味は歴史と旅行をすることです。今は子どもが、小さいのでなかなか出かけられませんが、いつか一緒に旅行に出かけられる日を楽しみにしています。
そんな私ですがら毎週日曜日に楽しみにしているものがあります。
それが、大河ドラマです。今年は「鎌倉殿の13人」ですね。
みなさんはご覧になっているでしょうか?
現在、平家が打倒され物語は少し落ち着きを見せています。これから、主人公の北条義時がどのように執権と呼ばれるまで権力を手に入れていくのか、それが見どころですね。
鎌倉幕府の重要人物でかる源頼朝は物語の中では順風満帆に人生を謳歌しているように思えます。ですが、実は晩年になって「虫歯」に苦しめられるようになってきます。
1194年(建久5年)の10月18日には部下に鎌倉の鶴岳八幡宮にて歯痛治癒の加持祈祷をするように命令しています。
それを受ける形で11月13日には、実際に加持祈祷を行なったと記録にあります。
この頃からずっと虫歯の痛みを訴えていたようです。
1199年に彼が亡くなるまで歯の痛みは無くならなかったようです。彼は、落馬で亡くなったとも誤嚥性肺炎で亡くなったとも言われています。
虫歯や歯周病が進むと誤嚥性肺炎になりやすいというデータがあります。そう考えると源頼朝が亡くなったのは虫歯が原因と言えるかもしれませんね。
日々のメンテナンス、歯磨きが大切というのが、よくわかりますね。もし歯が痛くなったら加持祈祷ではなく歯医者に行ってくださいね。