「型取り」「製作」「セット」が1日で完結!「1Day・セレック」
今まで、歯医者さんで詰め物・被せ物をするためには技工物を作るために、複数回の通院が必要でした。
そこで、治療したその日に詰め物・被せ物が作れる機械「セレック」を使った治療 「1Day(ワンデイ)・セレック」をご紹介いたします。
「1Dayセレックって何?」
虫歯の治療が1Day=1日で完結出来る技術です。
「え?そんなの無理なんじゃない?」 いいえ、出来るんです!そこで、「1Dayセレック」の特徴と仕組みをご説明いたします。
「1Dayセレック」の特徴と仕組み
1.型取りは「粘土」でなく「3Dスキャナー」なので、ラク!早い!正確!
セレックでの型取りは、従来の粘土による型取りではなく、3Dスキャナーを使って行います。
粘土だと固まるまで約5分間口を開けっ放しにしなければならない上に、奥歯の場合だと気持ち悪くなってしまう事もあります。 しかし、セレックのスティック状のスキャナーなら、お口のデータを1分という短時間で、しかも正確に撮ることが出来ます。2.歯の色をした材料を「ミリングマシン」で削って詰め物・被せ物を作る
スキャンしたデータをもとに詰め物・被せ物を設計したら、データに合わせてブロックを削り出しします。
歯の色をしたブロックを直接削るため、銀歯ではなく「白い歯」が実現できます。 ※動画では被せ物(小さい技工物)を削っています。3.体にやさしい材料「セラミック」
セレックではセラミックのブロックを削ることができます。
セラミックを使う事でよくなるのは、お口に調和した見た目だけではありません。●セラミックの硬さは天然の歯と同じくらいなので、噛み心地がとても自然です。 残った歯に対してやさしい材料です。
●金属イオンが溶け出す事による、歯垢の付着が防げます。
●金属に対してアレルギーをお持ちの方にも安心してお使いいただけます。
色々な面でも体にやさしい材料です。
4.常勤歯科技工士による最終調整、研磨
春日部ラビット歯科には歯科技工士が常勤しております。
完成したセレックの詰め物・被せ物は、患者様のお口の中で歯科医師が微調整した後、院内の歯科技工室で歯科技工士が研磨します。 口の中の違和感を最小限にするため、顕微鏡で細かな傷まできれいに仕上げます。 院内併設の歯科技工室があるので、1日での虫歯治療が可能になったのです。「1Day・セレック」の流れ
1.スキャン
最初に患者様の歯の色に適合したブロックを決定します。
その後、虫歯の部分を削ったら、3Dスキャナーでスキャンします。2.設計
スキャンしたデータをもとに詰め物・被せ物の設計をします。
患者様の残った歯の形をもとに、コンピューター上で歯科技工士が、患者様の歯と比べて違和感のない形態に設計します。3.製作
「ミリングマシン」という、セラミックブロックを削る機械で、設計したデータに削り出します。
機械による製作後、歯科技工士の手作業で微調整、最終研磨を行います。
どのように調整するか?歯科技工士の役割は、「歯科技工士 鈴木 俊男」のインタビューをぜひご覧ください。
4.セット
比較表
「1Day・セレック」と「従来の詰め物・被せ物」の比較をしてみました。
従来の詰め物・被せ物 | 1Day・セレック | |
---|---|---|
治療に要する日にち | 2日以上 | 1日 |
歯と詰め物の密着性 | (銀歯だと) あとで隙間ができやすい | しっかりくっつく |
虫歯再発リスク | なりやすい | なりにくい |
かたどり方法・かかる時間 | 粘土状のもの・10分くらい | 棒状のスキャナーで・1~2分 |
「1Day・セレック」をご検討中の方へ
・完全予約制です。
・初回は、診査・診断が必要です。
・症例によっては、適応できない場合があります。